今年度のキャリア教育の講師として

 前沢町のフレンチレストラン「ロレオール」のシェフ 伊藤勝康さんが小友小学校に来てくださることが決まりました。
 伊藤さんは、千葉県のご出身で、羽田空港のレストランに13年間勤めた後、奥様の出身地である前沢町に移住されました。その後は、出張料理人として県内外で活躍され、2009年「牛の博物館」併設のレストランの店長兼オーナーとして就任しました。それを契機にレストランの名前を「ロレオール」としました。
 その料理の腕前は、全国はもとより世界的にも評価されています。また、地元食材を使ったフランス料理の提供と並行し、「前沢牛コロッケ」の開発・販売、地元水沢の南部鉄器のPRなど地域の活性化にも精力的に活動し貢献されています。
 2011年には、農林水産省から「料理マスターズ」として認定・表彰されました。
 また、東日本大震災直後から「ソウル オブ 東北」の活動の一つ「チーム おむすびプロジェクト」の一員として被災地への炊き出しなど支援活動を継続して行っています。2012年には、フジテレビ系の番組「アイアンシェフ」に挑戦者として出演し、和の鉄人と評された黒木純氏を破る快挙を成し遂げました。その放送を見た方も多いと思います。
 「伊藤勝康さんとの交流学習会」は、6月24日(月)の3・4時間目に行われます。今回は、「料理人を目指した経緯」と「被災地の復興支援にかかわって」の2つのテーマでお話をお聞きします。残念ながら、料理の実演は次の機会になってしまいましたが、世界で活躍する伊藤さんのお話からは学ぶことがたくさんあると期待しています。私も今からわくわくしています。