家庭教育ゼミナール

 10月30日(木)に、今年度の家庭教育ゼミナールが図書室で行われました。今年は「メディア中毒・ネット依存にならないために」をテーマに、盛岡医療生活協同組合の理事長で川久保病院小児科医師の小野寺けい子先生から講演をしていただきました。

 夜の7時からでしたが、約30名の方々に集まっていただきました。小野寺先生のお話はご自身の診療経験をもとにしたもので、メディア中毒やネット依存の恐さが身近に感じられるものでした。携帯やスマートフォンは持たせるときの約束をしっかりとすることが一番重要であることや持たせた後の親の関わりが大切であることなどのお話にうなづきながら耳を傾けている人が多かったです。

 講演の後には、もうお子さんが社会人として独立していらっしゃる地域の方が「このようなお話を子育てしている過程で聞きたかった。このような知識があれば、悩むことはなかった。今日お話を聞くことができたお父さんお母さん方はよいお話を聞いたと思います。」という感想を話していました。本校は、岩手県の全体的な傾向どおり「テレビ・ゲームの視聴時間3時間以上の児童が多い」実態です。今回の講演内容を学校保健委員会を中心に保護者や地域の方々に広めて、視聴時間の削減により一層取り組みたいと思っています。