学習発表会⑥

 全校表現活動「小友の話っこ聞きたいな」
 この全校表現活動は、今年で27年目になる伝統的な活動で、今年は小友に伝わる昔話から「能伝坊」、「きゅうりカッパ」、「お仙が淵」、「しし踊り」を発表しました。
 この表現活動は、総合的な学習の時間で小友町を学ぶ地域学習の集大成でもあります。「能伝坊」に取り組んだ3・4年生は、9月11日に長野地区にある「能傳房神社」へ実際に見学に行き、言い伝えについて学習を深めました。また、「お仙が淵」を演じた5年生も、9月10日に氷口地区にあるお仙が淵と、蛇の姿になったお仙がこもったという蛇ガ原という山を見学してきました。これらの見学には、地域学習の先生として菊池金孝さんに同行していただき、言い伝えの背景や由来などを詳しく説明していただきました。また、しし踊りは、長野しし踊り保存会の方々の指導をいただき練習を重ねてきました。
 このように、学びの成果としての発表ですので、子供たちの語りや演技にも深みがある見事なものです。観客の皆さまからもたくさんのお褒めの言葉や拍手をいただきました。

写真は、「高野山から小友に金を探しにやってきた能伝坊」・「勇壮なしし踊り」・「いたずら好きなカッパ」・「子供を抱くお仙」です。