1年間の感謝をこめて②

 3月4日は、小友小学校の図書ボランティア「スギナの会」の今年度最後の読み聞かせ会でした。
 4人のメンバーの方々は、1年間、忙しい仕事の合間を縫ったりご自分の都合を合わせたりして、月曜日と木曜日の朝に学校に来て子供たちのために読み聞かせをしてくださいました。

  

 4名の方々には、それぞれ担当してもらった学年の教室で感謝のメッセージをお渡ししました。校長室に集まっていただいた4人の皆さんは「これは、何よりのプレゼントです。とても嬉しいです。」と異口同音に話しておられました。
 ボランティア3年目になる会の代表の松田幸吉さんは、「1年かけて、6年生に遠野物語の119話を読み聞かせることができました。せっかく遠野に生まれ育ったのだから、ふれる機会となれば嬉しいです。」と話していました。松田さんからは、卒業する6年生一人一人に素晴らしい色紙をいただきました。

 

 このほかにも給食センターや地区センターの皆さん、しし踊りの指導者の皆さんにも全校児童が分担して作成したメッセージを贈り感謝の気持ちを表しました。
 小友小学校の子供たちの優しさは、運転手さんや読み聞かせボランティアなど地域の方々に温かく支えられ、しっかりとはぐくまれているのだなと実感しました。