5・6年生元気にスキー教室

 1月31日(金)は5・6年生が楽しみにしていたスキー教室が赤羽根スキー場で行われました。
 当日は、朝早くから強い風が吹く悪天候で、はたして実施できるかどうか心配でした。後で聞いたところによると、遠野市内や小友町は一日中強い風雪が吹き荒れていたとのことでしたが、幸い赤羽根スキー場は山々に囲まれていたせいか風はあまり強くなく、時折青空も見え隠れするくらいの天候でした。食堂のおばさんも、「このくらいの方が、雪が締まって滑りやすいですよ。」と話していました。
 子どもたちは、さっそくスキーに履き替え元気にゲレンデに出ました。教えてくださるのは、遠野市スキー協会の象坪さんと瀧澤さんです。開講式では、象坪さんから「寒さに負けずにたくさん滑りましょう。スキーの面白さを感じて今日一日だけではなく、何回も赤羽根スキー場に来て楽しんでください。」とお話をいただきました。
 その後は、3つのグループに分かれて練習をしました。上級グループは、ストックを使わずに滑ったり、ペアを組んで手をつないで滑ったりしてバランス感覚を重視した練習をしていました。最後には、超難関のカモシカコースにも挑戦していました。中級グループは、プルークボーゲンを中心にスピードを抑えて安全に下りてくる練習を繰り返していました。自分の思い通りの場所でターンをすることができるようになったようです。初級グループは、スキーに慣れることを重視した練習をしました。片足ずつスキーを履いて歩いたり滑ってみたりして、少しずつスキーを履いている感覚を掴みました。午後にはロープ塔を使って何回も登り、ほとんどの子が第一ゲレンデをノンストップで下りてくるくらいに上達しました。
 
 6年生の感想を紹介します。
○ 今日初めてスキーをしました。最初は難しいと思っていましたが、やっているうちに楽しくなってきました。スキーも楽しいなと思いました。今度は家族みんなで行きたいです。(初級グループ 女子)

○ 午後は2人でペアを組んで、手をつないで滑りました。最初は転んだりしましたが、上手に滑ることができるようになりました。カモシカコースは道もジグザグだったり急だったりしましたが、最後まで滑ることができてよかったです。6年生最後のスキー教室だったけど、気持ちよく滑ることができてよかったです。(上級グループ 男子)