厳寒の中の裸参り

 2月22日(土)に、小友町に伝わる奇祭「裸参り」が行われました。小友小からは4名の子どもたちが参加しました。本当はもう少し参加希望者がいたのですが、インフルエンザの流行などがあり、残念ながら見送った子どもたちもいました。学校から職員を代表して6年担任の小泉も参加しました。
 参加者は、晒を巻き腰に注連(しめなわ)をしめ、頭には鉢巻、手には灯篭、口には魔除けの護符を咥え、寒気が刺す中、颯爽とお参りをしていきます。お参りは巌龍神社と上宿橋そばの大般若供養塔の間を3往復します。当日はマイナス5℃の寒さでしたので、お参りの回を重ねるたびに肌に赤みが増し、この祭りの厳しさが伝わってきました。4名の子どもたちも、大人に交じって弱音を吐かず頑張り通しました。
 この厳寒の中、裸参りをやり遂げたら、少々の困難には負けない強い心と体をもった人間になるでしょう。4名の子どもたち、君たちの頑張りに拍手をおくります。