食育の授業と食事会
日本ホテル名誉総料理長 中村勝宏さんによる食育の授業と食事会が行なわれました。
中村さんたち御一行(総勢12名)は9時30分ごろに来校し、そのまますぐに家庭科室で仕込みを始めました。さすがというか当然というか、みなさん手際がよく、着々と料理の準備が進んでいました。東京や横浜から駆け付けてくださった方もいらっしゃいましたし、その他はホテルメトロポリタン盛岡や盛岡グランドホテル・盛岡のレストラン「ヌッフ・デュ・パブ」・あえりあ遠野・・・などのホテルやお店のシェフたちがメンバーでした。もちろん、ロレオールの伊藤さんも来てくださいました。
授業は10時40分から始まりました。「酢」や「塩」・「ゴーヤ」や「カカオ」・「マカロン」などを試食しながら4つの味を実際に舌で体験しながらの授業でした。「酢」のバルサミコ酢や米酢など2種類、「塩」も岩塩や精製塩など異なる種類のものを比べるといった、贅沢なものでした。
中村さんは、授業の中で、「味覚は子どもの頃につくられるので、子どものときに舌で覚えた味は、自分の味覚として大人になってもずっとそなわっていく。だから、好き嫌いをなくし何でも食べられるようにすれば味覚はどんどん発達するのですよ。」と話していました。
そして、「①食事の前には必ず手を洗い、清潔にすること。 ②好き嫌いをしないで食べること ③感謝の気持ちをもって食べること」の3つを大切にしてほしいと話して授業を終えました。
12時からは、全校児童が図書室に集まっての食事会です。超一流の料理人の方々がつくった、とっても美味いフランス料理をみんなで食べることができる本当に幸せな時間でした。