シカゴからの教育視察団が来校しました

 シカゴの日本商工会議所が進める教育交流プログラムの一環として、シカゴ市の教育関係者と通訳の方6名が小友小学校を訪問しました。
 一行は、6月末から約2週間以上にわたり、東京・大阪などを中心に日本の教育事情を視察しています。これまでは比較的に大都市の大規模校の視察見学が続いていたので、全校児童が47名という小友小学校の教育について、みなさん興味深々でした。「異なる学年の子どもたちが一緒に授業を行うことはあるのか?」とか「少ない人数での教育のメリットとデメリットは何か」などたくさんの質問をいただきました。とても熱心な方々ばかりで、各学級の授業を参観する際も、子どもたちの表情や教室内の掲示環境など、真剣にご覧になっていました。
 4年生は毛筆の授業だったので、子どもたちに先生になってもらい書道体験をしました。みなさん初めてなのに、ずいぶん上手に「左右」という漢字を書いていました。Uー46学校区の教育長の ホゼ・トーレスさんは「子どもたちの教え方がいいから、こんなに上手に掛けたよ」と喜んでいましたし、子どもたちの笑顔と親切さに感激していました。

 参観の後は、「産直ともちゃん」で、美味しいと評判のパン(ちゃんとコーディネータの人が下調べをしていて、「美味しい」と評判だったから、ぜひ立ち寄りたかったと話していました)などの買い物をして、鱒沢駅からJRで盛岡に向かいました。

 小友小学校の子どもたちの生き生きとした表情と楽しそうに学習している様子に感激して、何度も「小友小学校、いいですね。うらやましい〜」と話していて、私もとてもうれしかったです。
 明日は、食育の授業と食事会です。遠野テレビと岩手日報遠野市広報が取材に来る予定です。明日の6時のニュースと5日の新聞をお見逃しなく。