ほうれん草農家の見学

 3年生は、10月3日(木)に社会科校外学習を行いました。小友町鷹鳥屋地区の土室でほうれん草農家を営んでいる佐々木さんの家を訪問しました。佐々木さんは、本校の保護者であり、3年生にお子さんがいらっしゃいます。
 佐々木さんの家では、25棟のビニールハウスがあり、ほうれん草を中心に大根や長いもなどたくさんの野菜を栽培しています。子どもたちは、ビニールハウスの中で、実際に収穫をさせてもらい、それを選別したり葉を揃えたりしながら、袋詰めやテープで束ねたりする作業の一部を体験させていただきました。子供たちは、ほうれん草は種のうちに水をたっぷりかけるが、発芽後は傷みやすくなるので水をかけないこと、葉が変色するので風をあてないことなどの栽培の工夫に感心していました。また、傷んだ葉を自動でより分ける機械や保管用の大きな冷蔵庫に驚いていました。
 質問もたくさん飛び出し、佐々木さんの願いは「みんなが美味しいと言ってくれるほうれん草を栽培すること」や農家の苦労は「毎日何かしらの仕事があり、完全な休みという日がないこと」を聞きだしていました。
 見学の終わりには、長いも畑や飼っているクジャク七面鳥も見せていただき、おみやげにたくさんのほうれん草までいただきました。佐々木さんのおかげで充実した社会科の学習ができました。見学してきた内容はしっかりとまとめ、これからの学習に活かします。佐々木さん、ほんとうにありがとうございました。