ウイテマテ(着衣泳)
プール納めの翌日、4日(木)には、着衣泳の指導が行われました。水の事故に備え、服を着たまま川や海で溺れたときに命の守り方を学ぶものです。大事なのは、「ウイテマテ」の合言葉通り「浮いて (助けが来るまで)待つ」ことです。余計な手や足の動きは体力を消耗させます。衣服や漂流物の浮力を利用して、仰向けに浮かぶコツを体験しました。
写真は、2年生の授業の様子です。乾いているときにはぺちゃんこだった運動着が、水に濡れ、中の空気で胸や腕のあたりが膨らんできて、体が楽に浮くことなどを丁寧に指導していました。
今年までは、ズック靴を履いての着衣泳の指導でしたので、水泳のシーズンが終わる今の時期の実施でした。ズック靴によるプールの水の汚れも考慮してのことでした。しかし、やはり夏のシーズン到来に備えてこそ、意味があるのではと考え、来年度からは、ズック靴にこだわらず、水泳学習の始まりと併せて「着衣泳」を実施する計画を考えています。