道徳授業参観日(道徳地区公開講座)

 9月11日(木)に、道徳授業参観日を行いました。この日は、かぜの子学級を除く全学年で道徳の授業を公開しました。本校が進めている心の教育の取り組みの一環で、道徳の授業がどのように行なわれているか、保護者のみなさんに知ってもらい、協同して子どもたちの心を育てていくためのものです。併せて道徳の地区公開講座として小友地区教育協議会委員や岩滝保育園の皆さんにも参観していただき、子どもたちや授業の様子の感想を頂戴しました。

 道徳の授業は、全学年が「家族愛」についての資料を使って学習しました。1学期のまなびフェストのふりかえりでは、「家の仕事」についての評価が他の項目よりも低かったために、各学年では「家族愛」をこの日の価値項目に選んでいました。参観日を前に、扱う資料を配付して、「この資料を使って何を子どもたちや保護者の皆さんに考えてほしいのか」について担任の考えを伝えていました。授業後には、学級懇談会を開いて、子どもたちの授業の様子や発言の内容などを通して、家族の一員としての役割や家族として支え合うこと・家の仕事についての理解を深めました。
 
 懇談会で出された内容を紹介します。
○特別に家の仕事としているではなくても、家族のためにしていることがたくさんある。本人が何気なくしていることが助け合いになっている。気付いていないだけであって、家族のために「何かしてあげよう」という気持ちは持っている。普段は、なかなか感謝の気持ちを言葉で伝えられないが、今日、子どもに手紙を渡すことで伝えることができてよかったです。

○普段は、あまりおじいさんやおばあさんのことを意識していないように見えたが、今日の授業で大事な家族であることを意識していることが分かってよかった。

○本当は、子供にさせたい仕事も自分が先先にやってしまっているのかなと反省した。最近は、布団の上げ下げや部屋の片づけなど自分のことを言われなくてもしているのでほめていきたい。

○家の仕事はしていない。最近は開き直りもあり反抗期である。言えば言うほど「うるさいな」と言われるので逆効果である。

○今日の授業について、我が子がどのように受け止めたのか、今日尋ねても言わないだろうから、いつか尋ねてみたいと思いました。

2年生と3年生の授業の様子

3年生と4・5年生の学級懇談会の様子

6年生の懇談会の様子と参観している小友町地域教育協議会のみなさん