卒業証書授与式

 3月20日(金)に、本校第32回卒業証書授与式を行いました。卒業する6年生10名は、真新しい中学校の制服に身を包み、晴れやかな笑顔で入場し式に臨みました。式には、遠野市副市長菊地 孝二様、遠野市議会議員 小松 大成様、菊池 巳喜男様、地連協会長 菊池 勉様、地教協会長 奥友 正範様をはじめ多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、盛大に挙行することができました。
 最高学年としてこの1年間をがんばってきた6年生は、自信を持って卒業証書を受け取っていました。受け取った後には一人一人ステージの上から証書を胸にかざし、その成長した姿を来賓の皆さんや保護者の方々にご覧いただきました。また、フロアでは、お父さんお母さんに6年間の感謝の言葉をしっかりと伝えていました。
 「お別れの言葉」では小学校6年間の思い出や在校生への励ましの言葉に加え、地域の皆さんやお父さんお母さんをはじめとする家族へ感謝の言葉を伝えていました。1年生では「馬の里」に遠足に出かけたこと、2年生では九九練習をがんばったこと、3年生では地域の名所を見学して「小友」について学びを深めたこと、4年生では委員会活動や水泳・陸上練習など高学年の一員として頑張ったこと、5年生では開校30周年記念式典で全校が一つになったこと、6年生では修学旅行や学習発表会での「朝は来ていたのに」の演技など、一人一人のたくさんの思い出が詰まった呼びかけが式場に響きわたりました。その呼びかけに感激して涙を流す保護者もみられました。最後に出席者全員で校歌を斉唱した時には式場が一つになり、退場では、晴れやかな笑顔で式場を後にする卒業生と贈られた大きな拍手が印象的でした。
 ご来賓の皆さまからは、「とても立派な卒業式と子どもたちだった。」「PTA会長の祝辞と学年委員長の謝辞も素晴らしかった。」と誉めていただきました。式後には卒業生と保護者の皆さんを南校舎1階の廊下から昇降口まで在校生と職員で見送りました。玄関先では立て看板をバックに写真撮影が続き、名残を惜しんでいました。
 また、卒業生と4年生まで一緒に学び、遠野北小学校へ転校したお子さんにも6年生一同と職員一同から祝詞を送らせていただきました。「学ぶ学校は違っていても心は一つです。」卒業する10名と北小学校を卒業するお子さんには、中学校に進学しても、小友小学校でともに学んだ仲間として、これからも支え合い、助け合って、さらに飛躍することを期待しています。